コラム10本勝負!!文章の生成力が落ちているので、細切れにしか書けないよー^^
1.書体
君の初恋はなんですか。私の初恋は凸版文久見出し明朝。筑紫アンティークL明朝の私の日々、きざはし金陵の格調高さに挟まれたい。昭和書体も好きでした。先代が亡くなった時悲しかった。高かったモリサワも学生プランができて、今では手の届く値段になっています。大学に入ってからは残念なことにLETSやAdobeは経費削減と称して契約解除してしまったのですが、なんだか久しぶりに会いたくなっちゃった。となりのHelveticaが囁くのが聞こえる。
2.同級生
彼らは日本的なアシンメトリーの動的な美を脱し、隙間を全く許さない完全な中国的美に身をやつし始めた。かつて初夏の太陽に体を灼き、運動会で機動的な諸競技に熱中した俊英なる同窓生は、肌を幾らか冷たくした。そして、早熟から嫌悪したはずの大学や企業といった農耕社会的ピラミッドの影に身を潜めつつある。自信過剰さと頑固さを体現した鼻筋にはわずかな影が落ちることも許されず、ゆえに偶然によって一条の光がさすことも許されなくなった。彼らの若き美をあらわしていたアシンメトリーで調和の取れた容貌は、影の中に落ち、暗く塗りつぶされることによって完全性を保つようになった。影から臨む天はひたすらに蒼く、のしかかる。
3.精神薬X
物質主義的信仰はとどまるところを知らず、松果体が壊れていることを確信し、自由意志の存在に対してのひたすらの疑義。
4.精神薬Y
ワオ(一人称)は中高どれだけ寝れてなかったと?よく生き延びたという感想。薬の負担は確実に肝臓や血圧に来ていて、末端冷え性が漢方を飲まないと大変で、他人より早く死ぬの確定〜。というかフライング返還欠場、お手持ちの投票券は大切にお持ちくださいかも。これ以上寿命縮めるわけにはいかんから酒もタバコもあんまやれないね。びびってないうちにやれてよかった。こうなったら贅沢に死んでやろうと思うね。まぁでも睡眠のほうが大事だかんね。最近、生活サイクル回すということがようやくわかったな。こんだけやれるのかとびびっちゃうし、まだやれんなとも思う。ガキがいたら申し訳ないけど中高から服薬生活だねぃこれは。これだけ薬に生かされてるとなんだか人間をやっているのか不安になるね。全てが村田沙耶香的に擬制に転がり落ちていく怖さがある。ただ自分が受験やらで思春期をフェンス直撃してひっくり返って過ごしたのは全部寝れなかったせいだと言い訳できるのが救いではある。ちな俺一日14錠+漢方飲んでるの。まじで普通にドン引きレベルで笑える。
5.宗教
この流れで宗教ってくるとマジで救いを求めてると思われそう。実際、一時期仏教に傾倒しかけて、空海やら道元禅師読んだり忙しくしてた。大学の入ってるゼミの先生がキリスト教信仰しているのもあって、宗教は以前よりも身近になっている。勉強で言うとマックスウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』とかピーター・L・バーガーの『聖なる天蓋』とか読んでます。後者はあまりまだ馴染んでないけど、聖と俗を意識するきっかけにはなった。ここから日本のケとハレ、浄・不浄にもつながるらしいので、別でチラチラ読んでた民俗学の折口信夫とかを再考するきっかけになりそう。
6.塾の一番上のクラスの小学生
男子は過去の自分、女子は娘の未来に重なる。非常に危うい見え方がしているので早くバイトやめたほうがいい。
7.身体
最近、コントラポストやムーブマンという言葉を覚えたせいで、目が冴えてる日(俺は脳みそが覚醒しつつあるのだと本気で思っている。だって目の見た目が違う。調子がいい日は川端康成とか立川談志みたいな潤いがあって黒目が目に付く目に近づく。これはほんとに恐ろしい話だ。薬やっていかれちまってる。)は地下鉄とか構内での人の立ち姿を見て、大体背骨のところに線を頭の中でひいて、左腰がちょっと出てるだとか、骨盤が歪んでるとか、足がハの字になっているだとかそんなのが気になるようになった。例えば若い女の人でヒール履いてる人なんかはめっちゃ歩き方が歪んでて、下手するとそれが顔まで到達して、わずかに口角の位置がズレてたりするからすごい。こんなことばっか見てるからといって、絵が上手くなったり、なんか創作ができるようになったりするわけじゃないから困るよね。これを活かすためにとりあえず西洋美術史みたいなのひたすら読んで、美術館にも行って鑑賞を鍛えてる。あとは鏡の前で何かやるのにハマってるから(めちゃくちゃ鏡像段階みたいな話、成人男性の話じゃないね)ギリシアの彫像のポーズを取ったりしている。身体表現みたいなのにこれがつながればいいなと思うけど、ひとまず筋肉をもっと浮き上がらせて、身体を柔らかくして、肉体美を語る土俵には行ってみたいな。
8.漢詩
岩波文庫から出ている『李白詩選』を手に取った。高校時代やたらと漢文だけは安定して点が取れていたので、好きな印象しかない。
清平調詩其の一はおそらく高校でやった記憶があるので、とても好きだ。楊貴妃伝説に対しては、中一の頃に見た染谷将太主演の日中合作映画『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』(2017) が印象に残っていて、以来その世界観が好きだ。中国のドラマに影響を受けていることは他にもあって、今の研究テーマに乾隆帝を据えているのだが、それも高三だか大一だかにみた『如意伝』や『延禧攻略』の影響だ。なんだか浅い理由かなと思ってなかなか教授には言えないでいる。
ここで清平調詩其の一を引く。
雲想衣装花想容
春風払檻露華濃
若非群玉山頭見
会向瑶台月下逢
韻字ー容・濃・逢(宋156、王五)
俺も楊貴妃なって、国傾かせたかった。せめて、貴妃に茘枝を届けたかったね。
9.贈与
最近ようやくモースの『贈与論』とレヴィ=ストロースの『親族の基本構造』を読んで、何やら貨幣経済に関しての信頼できなさをアルカイックな視点から分かるようにしてくれた気がします。哲学的なことは、思考のタイプ的に詰めの甘いことベラベラ喋ってしまいそうで恥晒しなのでやめますが、ハウとかドイツ語におけるgiftが毒と嫁に出すの意が共存した語である見たいなとこは面白かった。というかポケモンのハウってキャラクターは多分ここから取っていそう。任天堂の社員て賢いからなー、当たり前に知ってそう。
あと、レヴィ=ストロースの『火あぶりにされたサンタクロース』は読んでいて、人類学はこういう切り口をいくのかと読みやすくかつ面白かったので、一読の価値ありだなと。
10.Karenism
最近、空想的に娘をソウゾウすることで自分の人生の可能性を広げる試み、思想。または、子育て(教育の知見を参考にすれども、そこまで普遍化されない経験知として)の考え方をKarenismとして名づけることにしました。コンピュータ上にKarenismというフォルダをmkdirしました。いやー気色悪すぎる。自分にとって数少ない延命処置なので、ここの気持ち悪さは割り切るしかないと思っています。どうなんでしょうね。良くも悪くも子供が普通にはなれないように縛っているのは心苦しいし、遺伝とかいうシステムが気持ち悪すぎるせいだとも言いたいんですが、悪役になるなら徹底的にと思っているので、ご了承くださいというか、誰かご了承してください。
少し文体を散らそうと思ったのですが、なかなか上手くいかなかった。
最後はベルハーの夏の魔物、伝説と呼ばれる映像をよかったら見ていってください。まじで地下アイドルの瞬間最大風速。昔「湾岸戦争」というコメントがついていたのが好きでした。
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