前回の評判が良かったので、10個項目を立てる形式で。文体については読み手が三人称の<それ>であれるように、文章の中に<われーなんじ>の関係が立つように意識した。

 

1.天才少女の髪型

頭にビタッとそわせた一つむすび。バレエやってる人みたいなそれ。黒髪でやや長め。

 

2.運動の有効性

運動しない奴は馬鹿だね。私の運動歴?私はねぇ中高の時、なんでそんな運動部信仰があるのか全くわからなかったから運動しなかった。けど、運動は身体的にも精神的にも健康かどうかをはかる原器だね。なんか伸びてんなってやつは裏で地味に運動してやがったんだ。裏切りやがって、こんちくしょうめ。馬鹿タレは自分だったね、馬鹿たれ。

今運動してないやつは、危機感持った方がいいよ。マジで。マッチョイズム。今のお前は石原莞爾の猫背具合くらいまずいよ。そのままだとEX大衆の巻頭漫画の編集者にしかなれないよ。ジャンプ行くなら筋肉だよ。

 

3.好きな楽器はなんですか

バスマスターです。僕の体を初めてこの楽器が響かせた時のことはまだ覚えてます。真っ黒で、重くて、その蓋はなんだか開け難くて、ピアノとは違って僕の両手で包めそうな幅で、だからこそバスマスターの前の空間は、操縦室のような僕だけの聖なる領域で、その時からもう憧れの楽器です。音も他の音楽室にある楽器とは違って、グッと心臓を掴まれる、そういった感触で、まさに刻み込まれたかのようでした。それは、まったくこれまで聞いたことのないような音でした。

ただ、残念なことに結構人気の楽器だったので、音楽の時間には毎回ピアノ経験者の女子に取られてしまって、結局演奏することはありませんでした。それでも掃除の時間に、雑巾で拭いているふりをしながら、電源のつながっていないバスマスターの鍵盤を押して、その瞬間が案外楽しかったです。

 

4.小学校のとき音楽の時間で担当していた楽器はなんですか

リコーダー。音楽教育の不備。幼少期の音楽への関心の欠如。天性のリズム感のなさ。止まらない爪噛み。長髪の女の変わり者のあまり好きではなかった灰色の音楽の先生。

 

5.書

人間の性格、才能、もはや一切は書に宿るといっても過言ではない。まさに、書は人なり。

ところで、自身や同窓生が幼い時に書いた手書きの作文を偶然開くことがあった。(同窓生はおそらくどこかに眠っている『二〇十六年 中一富士山旅行文集 〜高い山は裾野が広い〜』を参照したまえ。こういうのを軽率に捨ててはいけないということを示してあげよう。)手書きの文章は、その人の人となりを全て語るのではないかというほどに、その内容と筆跡はその人についてよく語ってくれる。才能あるなと思う奴はその頃から視点が違ったり、文章の練度が違ったりするが、大体は思った通り凡庸で皆一様におんなじ事をつまらなく書いている。自分の場合は文章の才能がないのはもちろん途中で話すことが変わっていたり、支離滅裂になったりとこのブログと変わらないものを書いていて、その一致には驚いた。

さて、筆跡に話を戻そう。まず、筆跡を見るときにポイントとなるのはその人が書道経験者そうかそうでないかを判定することにある。これは大体マス目の中をいかに正しい充填率で文字で埋められているかと文字の大きさの一定感でわかる。ポイントは書道でよくいわれるトメ・ハネ・ハライはあまり判定基準にならないことだ。よくいわれるということは、つまり逆説的にいうと注意してても治らないものだということを示しているのだろう。この三つの「線の性質」はもちろん練習することで良くなる部分もあるのだろうが、なかなか才能としか感じざるを得ない部分が大いにある。書についての知識を深めることによってまだ思いついたばかりのこの分野の考えをより伸ばせる気がする。今回は第一感として書いたことにして、ここらで筆を置くことにする。

 

6.報酬回路

最近、三人称視点で自己の行動を俯瞰することが増えた。規範からの逸脱行為を許容できなくなっているのを感じる。これは自分にとってあまり喜ばしいこととは言えない。お恥ずかしいことに、私の欲求に規範の側が耐えられていないのではないか、モラルのない人間のせいで、不自然なほど規範が厳格化され、楽しく規範を破ることができなくなっているのではないか、人間社会許すまじ、という不満もある。だが、それが自惚れに過ぎないことくらいは私にもわかる。私が禁止を破れなくなっているだけだ。なぜ破れなくなったのか。たまにだが、禁止を侵犯する時もあるのだが、そのときに肝心の分泌されるはずの脳汁が分泌されない。脳汁の栓に蓋がされている。体が震えない。制作活動による過労とその揺り戻しで過剰に喜びが分泌されたことにより、報酬回路が焼き切れてから、もうすぐ4年を迎えるが、いまだ復旧の見込みなしだ。日々のちょっとした達成感を味わうことができていない。報酬回路が作動しないからあらゆるものが長続きしない。一人称で、周りの風景が全部飛んでいって、ガッと集中することができない。

これへの対策は二種類あると思う。一個目はショック療法。願わくば、我に試練を与えたまえ。追い込まれたら流石に作動するのではないか。砂漠にでも行って追い込まれるか、千日回峰行か。最近は防御線を張って過ごしているので、うまいこと逃げて追い込まれない気もする。

二個目は、脳汁の時代は終わり、幸せに逃げるという自分を受容する方法。周りの人間も脳汁が枯渇しているのを感じるし、とっとと家財道具まとめて越してったやつも多い。年齢的にもそういうものなのだろう。一生のうちに出せる脳汁の量が決まっているとすれば、無論大変退屈極まりない結果であるが、もう私の脳汁は枯れているだろう。とまあそう諦めをつけて、幸せとかいう完全に嘘の、凡庸な、白飛びした世界へ行こうじゃないか。

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7.め

この「め」はメタのめでございます。さて、上の文章を眺めておりますと、早く幸せな世界に行っておしまいなさないなと申し上げたくなります。あなたは遺伝やら環境のストレスなどが祟って、人格の内と外が入れ変わってあべこべになってしまった非常に哀れなお人なのであります。その上外側に晒された人格に肉うどんなんて変な名前をつけちゃったせいで、その役が一人歩きしてしまって、本当は規範的な人間なのに、反転して、規範を侵犯してみなくちゃとおっしゃっております。本当は普通の人間になりたくてたまらないのに、反転して、特殊な人間であらねばならないと思い、そのように振る舞われております。

どうしたら、この状況を正せるのでしょうか。一つ確実に言えるのは、もう一度ひっくり返して肉うどんの人格を内側に入れようとしてもうまくいかないでしょうということでございます。もう肉うどんの人格は厚みを増しそして固くなってしまっていますから、もし強引にひっくり返ったら器が壊れてしまうに違いありません。

反転した人格のままで、この世界で往生することはできないと存じます。生きやすい世界というのは勿論反転している世界でありましょう。皆が嘘をついていて、決まりきった行動をするつまらない、色彩の飛んでしまった世界、天才じゃない凡庸なあなたがいる世界。あなたには是非そんなロマンスの世界に恐れずに行くべきだと、私は思うのです。

 

8.女子ボートレース

女子ボートレースの動画がYouTubeにあるとつい観てしまう。女子ボートレーサーは1600名ほどいるボートレーサーのうちの15%ほど、約200名おり、バラエティ豊かな選手たちがしのぎを削っている。個人的にはこの200という把握しやすい人数が観やすいと思うポイントで、一レースに一人は知っている人が出ているというのは、全然知らない人が走っているより格段に面白い。女子レーサーで上手い人は一握りだからそれを把握していれば良いし、レースは洗練されていない分なかなか波乱の展開が多く、いっぱいイライラして、ムカつくので、感情を動かされた分買った時の喜びもひとしおだ。また、女子選手のレース後の勝利者インタビューでの喜び方、コメント、表情など、選手の個性がわかる部分が多く、例えば川井萌はこういう顔でちょっぴり不幸が似合うやつだよなとか、あいつはうざいとか、賢そうとか、人に気に入られそう、この表情かっこいいな、だから強いんだなとか邪推が捗る。女子選手内での人間関係も垣間見えることがあり、ライバル視している選手には、絶対負けたくないとの思いがレースに反映されているなとか、同支部の先輩だから気を遣っているなとかそういうのが透けて見えてくるのも賭けてない時分には面白い。

名前を挙げておくと、川井萌、清水愛海は若手のホープで勢いがあるし、米丸乃絵は伸び代を感じる、小芦るり華は宮地を師匠にしたというところに大胆さを感じる。渡邉優美はイン戦でいいイメージがあるし、浜田亜理沙、遠藤エミ、守屋美穂ちょうど脂が乗ってきた年で、強い印象がある。この三人はストイックさを感じて、だからこの人たちは強いんだなと思うことが多い。整備のコメントなども考えている感が伝わる。三浦永理も年末恐ろしく強かったし、こないだの浜名湖最終日12Rの山川美由紀、岩崎芳美、海野ゆかりの並びは非常に痺れた。若手がもう少し頑張れよとも思うし、ベテラン上手いなとも思った。浜名湖について言えば、川井萌が1S2Mとか果敢に攻めていたのは良かったので、注目していきたい。

 

9.少女偶像

好きすぎる。一生これやってるかもしれない。最近アイドルオタクとして一皮剥けたくて、松田聖子を起点として古今東西の女性アイドルを見て、聞いている。まずは、松田聖子や中森明菜を聴いている。さらに、現在の地下アイドルシーンの曲を寺田寛明のラジオ聴いて芋蔓式に引っ張ってきたり、TIFを遡ったり、BiSやももクロの楽曲を聴いたりもしている。また、BiSHのモモコグミカンパニーがあんなの見てお前の人生の何に役に立つんだよと評した乃木中だったり、そこさく、ひなましの最近の回を見あさって自分の中でこいつはこうだみたいなのを深めている。これは在宅オタク日本代表の日も近い。

乃木坂は残念ながら面白いとは思えないのだけど、櫻坂は関西勢の空気感の中進行していて、面白い。新人だと向井純葉が良かったな。日向坂だと広島の竹内希来里がよい。一期が抜けてからの動きに注目したい。あとは教養として韓国アイドルはそろそろ本格的に抑えにいかないとだなとは思う。指原系とかふるっぱーとかは抑える気にならないが、アイドルオタクとしては見に行ったほうがいいのかね。AKBも抑える気にならない、多人数アイドルは深めづらいし、秋元康系の楽曲は退屈で好きじゃないので、あんま抑えなくていいかな。WACKの合宿とかは見直す価値があるかもしれない。あとは、昔に戻った方がいい楽曲が転がってそうなのでそこを抑える。アイドルブログ読解企画だったり、楽曲紹介だったりだとかはやりたいな。

 

10.小名浜

まじで人格がひっくり返る話の例えとして、オナホだなーと思ってしまった。下ネタを文字に残すことの難しさを知っているのでこれ以上はかかない。小名浜でのおもしれぇ話があるからまぁ気になったら直接会って聞いてくれぃ。

 

後半女性の名前ばかりになってしまい、自分の本質が漏れ出てしまった感じ。フロイトにリビドーだと喝破されそうだ。内観的には性欲ほどじめじめせずさらっとしているけれど、外観的には性欲に見える。むしろそれにしか見えない。発情期なのかしら。あまりにも単純な仕組みでできていて、クッソ笑える。

男根頼りの考察を離れると、多分見えているもの、あるいは見ているもの、つまり、目が、おかしい。

次回は目についての検討を項目に含めたいと思っている。Karenismもあるよ。

はてなブログの元記事